全国高校駅伝2013が今年もまもなく開催されますね。
毎年クリスマスとも重なるこの時期に、
選手たちは大変だなと思うんですが・・・
個人的な優勝予想や大会の展望などについてまとめてみたいと思います。
日程やテレビ放送など
全国高校駅伝2013は下記の日程で行われます。
日程：2013年12月22日（日）12時30分スタート
場所：京都西京極陸上競技場
テレビ放送：ＮＨＫより 12時～
出場校：48校
出場チーム一覧は下記の通りになります。
■北海道
札幌山の手（2年ぶり6回目）
■東北
青森山田（19年連続20回目）
一関学院（19年連続23回目）
東北（2年連続25回目）
秋田工（3年ぶり19回目）
東海大山形（2年連続12回目）
学法石川（3年連続5回目）
■北関東
水城（5年連続8回目）
佐野日大（2年ぶり14回目）
東京農大二（2年ぶり24回目）
埼玉栄（20年連続34回目）
■南関東
八千代松陰（2年ぶり8回目）
東京実（4年連続5回目）
藤沢翔陵（3年連続32回目）
山梨学院大附（3年連続13回目）
■北信越
中越（3年連続11回目）
佐久長聖（16年連続16回目）
富山商（10年連続19回目）
遊学館（5年連続6回目）
鯖江（2年ぶり9回目）
■東海
加藤学園（初出場）
豊川工（2年ぶり15回目）
伊賀白鳳（10年連続25回目）
中京（6年連続33回目）
■近畿
草津東（6年ぶり3回目）
洛南（2年ぶり21回目）
大阪桐蔭（初出場）
西脇工（3年連続26回目）
智辯学園（19年連続29回目）
和歌山北（6年連続18回目）
■中国
米子松蔭（2年連続5回目）
出雲工（18年連続22回目）
倉敷（36年連続36回目）
世羅（10年連続43回目）
西京（21年連続26回目）
■四国
尽誠学園（9年連続29回目）
美馬商（7年連続23回目）
宇和島東（3年ぶり6回目）
高知農（5年連続39回目）
■北九州
大牟田（28年連続37回目）
鳥栖工（4年連続38回目）
諫早（2年ぶり15回目）
大分東明（3年連続12回目）
■南九州
九州学院（10年連続33回目）
小林（16年連続52回目）
鹿児島実（16年連続45回目）
コザ（2年ぶり5回目）
展望や予想について！注目選手は？
地区大会のタイムを見ると、順位はこのようになっています。
1位 2:04:26 八千代松陰（千葉）
2位 2:04:51 大牟田（福岡）
3位 2:04:52 小林（宮崎）
4位 2:04:55 鹿児島実業（鹿児島）
5位 2:04:58 山梨学院大学附属（山梨）
6位 2:05:15 鳥栖工（佐賀）
7位 2:05:48 世羅（広島）
8位 2:06:29 伊賀白鳳（三重）
9位 2:06:32 西脇工（兵庫）
10位 2:06:40 青森山田（青森）
なんとほぼ無名の八千代松陰が2時間4分26秒でトップのタイム、
これは関東大会で記録したタイムですが、
今年はかなり期待できる戦力が揃っているようですね。
県大会でも2時間06分42秒と、
強豪の市立船橋に1分以上差をつけて優勝しています。
乗りに乗っているので、このまま全国大会上位に
食い込んでくることは間違いないでしょう。
ちなみに八千代松陰のメンバーですが、
13分59秒 花澤 賢人（3）
14分55秒 遠藤 太貴（3）
14分41秒 場中 陸（2）
14分46秒 國澤 優志（2）
14分48秒 富田 浩之（2）
14分49秒 海老沢太郎（2）
14分56秒 西澤 健太（2）
14分00秒 羽生 拓矢（1）
14分40秒 佐々木大輔（1）
ほとんどは5000ｍ14分台後半の選手ばかりですが、
3年生の花澤選手が13分台、そして何と言っても
1年生の羽生選手が14分00秒55と言うタイムを持っています。
これは日体大長距離記録会で出したものですが、
このタイムは高校1年生の歴代最速タイム。
これまでは日清食品にいる佐藤悠基選手が出した
14分6秒だったと思いますが、それを上回るタイムですね。
将来世界大会や東京五輪での活躍が期待できそうです。
今回の高校駅伝では間違いなく、注目選手のうちの一人になるでしょうね。
八千代松陰の活躍が期待されます。
そして2位～4位は九州勢が占めています。
これも九州大会で出したタイムですが、みんな全国常連校なので、
本番でも上位に食い込んでくることが充分予想されそうです。
また6位の鳥栖工も九州大会で途中までトップを走っていましたが、
6区でブレーキがあり4位に。
ブレーキがなければ優勝だったと思うので、都大路本番では
より気合を入れて望んでくるんじゃないでしょうか、
個人的には5位以内に来るんじゃないかと思っています。
山梨学院は今年は留学生がいませんが、
13分台の日本人が2人と、14分代前半が4人の超強力布陣。
もはや日本人だけで全国の強豪校と変わりがないですね、
優勝候補の一角だと思います。
そして広島の世羅高校ですが、
今年も留学生のガサイヤと1年生のカマイシがいます。
日本人も14分台前半が2人おり、戦力は充実しています。
留学生のロードで発揮する力を考えると、
今大会一番の優勝候補じゃないでしょうか。
あとは伊賀白鳳や西脇工なども、優勝争いに絡んでくると思います。
全体的な展望としては、3区までのトップは世羅高校で、
後半5区以降に八千代松陰、伊賀白鳳、西脇工、九州勢が
追いかけてくる展開になるんじゃないかと思います。
注目選手ですが、
・羽生拓矢（1） 八千代松陰
・ガサイヤ（3） 世羅
・市谷龍太郎（3） 山梨学院
あたりかなと。
本番では1区か3区を走ると思いますので、是非注目してみてみてください。
いずれ大学や実業団でも活躍していく選手になるでしょうね。