2016年にリオ五輪が開催されますが、
その年のびわ湖毎日マラソンが選考レースになっています。
ここを目指している人も多いので、
2014年から下見の意味もかねて挑戦する選手が多いようです。
2014年の出場予定選手や、個人的な注目選手などについて予想してみました。
びわ湖毎日マラソン2014の出場予定選手など!
びわ湖毎日マラソン2014の概要はこちら
日時:2014年3月2日 12時30分スタート
場所:滋賀県皇子山陸上競技場スタート
そして出場予定選手ですが、現在の所確定しているのは、
埼玉県庁:川内優輝選手
すさまじいハイペースで試合をこなす公務員ランナーの
川内優輝選手が、びわ湖毎日マラソンにも登場します。
川内選手は2月2日に行われた、別府大分マラソンは回避していますが、
2月16日に行われる熊本城マラソンにエントリー。
1ヶ月以内に2戦と、今回も間隔の短い中でのレースとなりそうです。
びわ湖毎日マラソンは、2014年仁川アジア大会の選考会も兼ねていますが、
川内優輝選手は福岡国際マラソンの成績から、すでに代表がほぼ決定。
「気楽に走れる」と本人は意気込んでいるそうですね。
ハイペースで試合に出ている川内選手ですが、調整の意味も兼ねて
出ているレースもあるので、タイムを狙って走るレースは限られているとの事。
そのタイムを狙って走るのが、今度のびわ湖毎日マラソンだそうです。
マラソンの自己ベストは2時間8分14秒なので、これを更新できるかどうかにも注目です。
富士通:柏原竜二選手
箱根駅伝の山の神として有名になった柏原竜二選手が、
びわ湖毎日マラソンでマラソンデビューするそうです。
東洋大学時代はトラックや駅伝で無類の強さを発揮していましたが、
社会人に進んでからは不発のレースが続いています。
本人の話では「環境になれることや自分のスタイルを
確立するのに時間がかかっていた」のだそうですが、
最近では前に比べて調子も徐々に上がってきているみたいです。
しかし2014年のニューイヤー駅伝では、アキレス腱の故障のため
メンバーからはずれており、レースに出ていない時期が長く続いています。
練習は恐らくできていると思うんですが、
このブランクからマラソンに影響がありそうで心配です。
ただ柏原竜二選手は「初物」には強いイメージがあるので、
もしかしたら期待以上のレースをしてくれるかもしれません。
(初物に弱いのはDeNAの上野裕一郎選手)
思えばデビューは高校3年生の時だったので、まだ陸上を本格的に始めて6年なんですよね。
それでマラソン挑戦と言うのもすごいです。
初マラソン日本記録も狙って欲しいと思います。
確定している選手の情報は以上ですが、
また注目選手が出てきたら追加したいと思います。
そしてびわ湖毎日マラソンは、記録が出やすいので、
毎年学生が初マラソンにチャレンジする場としても有名です。
去年は駒大の窪田忍選手が出場していました。今
年の学生の注目選手だと、
東洋大学:設楽啓太・悠太選手
箱根優勝メンバーの設楽兄弟ですが、先日都道府県駅伝を走ったばかり。
ここでマラソンに挑戦して欲しいですが、
怪我の噂もあるので出場の可能性は薄いと思います。
早稲田大学:大迫傑選手
学生最強ランナーの大迫選手、卒業後は日清食品に就職しますが、
主にアメリカで練習をつんでくるそうです。
しばらくはトラックの走力を磨くそうなので、
マラソン挑戦はまだ先になるかと思われます。
駒澤大学:窪田忍選手
去年もびわ湖を走った窪田選手、成績はあまりふるわなかったですが、
いい経験になっていたと思います。
将来はマラソンを目指すようなので、今年も出場の可能性があるかもしれません。
日体大:服部翔大選手
山登りの5区で活躍した服部選手、ロードに強いのでマラソンにも適正があると思います。
服部選手ももしかしたら、びわ湖出場の可能性があるかもしれません。
ここ最近男子マラソンでは、日本記録に肉薄するようなタイムが出ていません。
世界記録は年々更新されているので、
そろそろ高岡選手の2時間6分16秒を更新するタイムを、誰か出して欲しいですね。